Valencia3

バレンシアの駅に着き、早速タクシーをつかまえました。

車を持って行かれた際に、複写の紙を控えとしてもらい、その紙の空いたスペースに本日行くべき場所を書き記しておきました。

それをタクシー運転手に見せ、「ここに行きたい。車を取りに」と伝えると、なぜか首をかしげ、場所がよくわからない様子。

確かにその記載された場所は警察の名前(たとえば「〇〇署」のような)のようで、住所ではなかったらしい。
その運転手は近くに止まっていた警察の車までわざわざその紙を持って聞きに行き、どこに行くべきかを尋ねてくれた。

そうしたら、私が行ってくれ、とお願いした場所ではなく、その紙の下の方に書かれている住所に行くはずだ、と言われたらしい。

う~ん、、、昨日「ここに来い」と言われた場所と違う場所にナゼ行かなくちゃならないのか。。。と疑問に思いながらも、でも警察にまで確認して、「そこだ」と言われたなら仕方ないのか。。

タクシーで町外れまで連れていかれました。確かにそこにはレッカーされた車がたくさん置かれた駐車場でした。

で、その入口を入ると、まず管理人のおじさんが出てきたので、警察からの複写の紙を見せると、「これじゃない」、「もっと小さい紙(チケット)はないのか」と尋ねてきた。
もちろんそんなものは持ってない。

おじさんは帰ろうとしていたタクシーの運転手を慌てて引き止めました。
その時、おじさんは私たちには話が通じないことを察知し、私たちに話すのを諦め、タクシーの運転手にいろいろ説明していました。
その内容はまったく私たちにはわかりません。

私としては、こんなところに連れてこられて、結局場所が間違っていたんだし、とにかく昨日警察に来いと言われた場所に行かなきゃと思い、その場所に行くように運転手に告げました。

警察署に到着し、複写の紙とRACCからの保険の証明(の代わりになるもの)を提出。
警察官が車のナンバーでコンピューターの登録状況を照らし合わせると、確かにうちの車はデータ上「保険なし」になっていた。

しかも、、

夫の名前で登録してあるのですが、性別がなんとMujer(女)になっているではありませんか!!!

こんなデタラメな情報ですべてを管理されてるんだと思うと、このいい加減なシステムに嫌気がさしました。

警察のデータには保険なしとなっているのに、私たちが提出した書類には「2011年11月から2012年11月まで加入」していることになっているので、警察官は首をかしげながらRACCに確認の電話をしていました。

RACCに電話してもいつもなかなか繋がらないので、この時も繋がるまでに結構時間がかかりました。
ようやく繋がったのに担当部署が違ったらしく、他の番号にかけ直すよう言われ、再度電話。
(相手が警察なのにかけ直させるとは。。(笑))

結局RACCにより、私たちの車には保険がかけられていることが確認できたため、スタンプを押してもらえました。

で、その後どこへ行くのか聞くと、先ほど行った駐車場のよう。親切に住所も記入してくれたが、やっぱり同じ場所。

この時点でとくに罰金を払うとかどうのこうのは言われなかったので、「保険も入っていたんだし違反はしてないのだから罰金はないのかな?だったらラッキー☆」 な~んて楽観視していました。

あとはもう車を取りに行くだけ♪ と気が楽になりました。

ただ、駐車場のおじさんが「小さな紙(チケット)」がどうこう言っていたのに、結局私たちが手にしているのはさっきと同じ複写の紙(今回は警察のスタンプ付だが)だけなので、ちょっとひっかかってはいたんですよね。

だから再度その警察官に「本当にこの場所にこの複写の紙だけ持っていけばいいのね?」って確認したところ、「そうだ」との答え。

そう言われればそれが正しいだろうと思うのは当然ですよねぇ。。

で、またタクシーを拾って、町外れの駐車場へ。
この運転手さんはとても親切な方でした。盆栽も好きでたぶん日本人も好きなんじゃないかな。

楽しく会話して、その駐車場に着き、明るくお別れしようと思ったら、またさっきの駐車場のおじさんが来て、「その紙じゃない」「さっきの運転手は最悪だ・・ブツブツ・・」といい、またタクシー運転手にそこで待機するように指示。

せっかくこれで解放されると思ったのに、「まだ何か?!?」

こっちも「タクシーであちこち無駄足を踏まされて冗談じゃないっ!」ってさすがに怒りモードだったので、どういうことなのか説明を求めました。

でも駐車場のおじさんが話す内容はなんだかよくわからなくて、おじさんはとりあえずタクシー運転手にすべてを説明。
タクシー運転手が、私たちに向かって、「手順は全部僕が理解したから、すべて任せて」と言う。

でもナゼこれからまたタクシーに乗って他の場所に行かなきゃならないのか納得できない。目の前に自分の車があるというのに。


そうしたら、なんと理由は本当にバカげたものでした。

その日は土曜日。
駐車場内にある精算所が週末で休みだから、その支払いを済ませるために、市のまったく反対側にある場所に行き、罰金を払い、支払い証明の小さな紙を持ってここに戻ってくる、ということでした。

罰金を払うだけのために市の反対側まで行かせるって、一体どんだけの非効率さ。。。
しかも基本的にみんな車を奪われて足がないんだし、バスなんかない辺鄙な場所だし。。
まったく呆れるシステムです。

それなら、そうならそうと、警察もそっちに先に行くよう指示してよ!!


まったくまったく、朝からあっちこっち振り回されて、疲れるしタクシー代もかかるし、ほんといい加減にして!!と怒りもマックス。


そんな私たちを哀れに思った心の優しいタクシーの運転手さん。
「じゃあ、20ユーロで往復してあげるから」ってなだめるように言ってくれました。

とにかく、そっちに行かなきゃ車は取り戻せないことはわかったので、仕方がない。タクシーに乗るしかありません。

車の中で運転手さんは私たちに気を遣っただろうな~^^; 彼は何にも悪くないのに。。


無事支払いを済ませ、駐車場に戻り、支払いはメーター通り払おうとしました。
(確か26ユーロくらいだったかな)
最初に「20ユーロでいいよ」って優しい声をかけてくれたことだけで嬉しかったし、彼が損をすること自体おかしいし、ちゃんと払おう、って思いました。

でも運転手さんは頑として「20でいい」と言ってそれ以上は受け取りませんでした。
「バレンシアの印象を悪くしたくないから」と。


その言葉にそれまでの嫌な思いが救われたような気がしました。

散々な思いをしたけれど、こんなに優しい人がいるんだと思うと感激でした。
すごくかっこいい言葉でした。

そんな風に人の気持ちを受け入れる大きな懐を持ちたいものだと思いました。



以上、こんな感じで何とか車を取り戻しました。
あぁ~~、、、、
疲れたよォ~~っ。。。



予想よりも随分と時間がかかってしまい、気づけばもう夕方近く。
おなかもペコペコだしトイレにも行きたいし。。

屋台のような場所でパエリアとアロス・ネグロを食べ、帰宅。
e0238838_7183373.jpg


バルセロナに着くころはさすがに暗くなってしまいました。

車旅行はちょっと凝りました。。^^;


後日保険の更新にRACCへ行った際、罰金を取られた話を担当者にすると、「じゃあ私が代わりに話をして、お金を返してもらうわ」と心強いお言葉。

でも数か月たった今も何の進捗もなし。
彼女も忙しいし、連絡をしてくれたものの、先方からの返事が来ないのでそのままになっている模様。

ま、別にお金が返ってくるなんて期待していませんが。。


保険の更新をお願いしたのが11月上旬で、つい先日(1月末)にようやく保険料が引き落とされました。
ちっとも支払が済まないのでその間すごく心配で、何度もRACCに聞きに行ったけど、「保険には引き続き入っているから大丈夫」とのこと。
まだ支払が済んでないのに、本当に事故に合ったときカバーしてもらえるんだろうかと疑問でしたが、今はしっかりお金を払ったのでもう大丈夫でしょう。

あとは証明できる保険証券のようなものをもらいに行ってみよう!!
(先方から自動的に送られてきてもいいような気がするんだけど。。。保険証券がない保険ってありえないんじゃ。。?)

なんだか未だに仕組みがよくわからいし、このままわからずここを去ることになるんだろうな、と思います。

来週(2月2週目)は車検です。
去年、これはこれでまた苦労したから今年は難なく終わるといいなぁ~。
[PR]

by miepoohsuke2 | 2013-02-02 07:43 | 旅行(Travel)